Workshop
舞鶴工房のワークショップは、「文化を体験すること」を目的としています。
上手に作ることよりも、「知ること」「出会うこと」を大切に、モノづくりの楽しさや、多様な価値観と出会える時間になればと願っています。
長期間の教室や習い事ではなく、短い時間で、ほんの少し世界が広がるきっかけに——
そんな想いでプログラムを企画しています。
現在、ワークショップは不定期開催となっております。
最新のスケジュールやイベント出展情報は、「Event & News」ページまたはInstagramにてご案内しています。
また、施設やイベント主催者の方からの出張開催も承っております。
ご希望に応じて、内容や環境に合わせたプログラムをご提案します。
詳細は以下をご覧ください。
一般の方向け(不定期開催・イベント出展など)
開催スケジュールや出展情報は
〇Event & News のページ
〇Instagram(@maizurukobo)
でお知らせしています。
施設・イベント主催者の方向け(出張ワークショップ)
イベントでのクラフト体験や、観光施設での文化体験など、出張型ワークショップにも対応しています。
内容や対象年齢、設備条件に応じて、プログラムのカスタマイズが可能です。
学校、宿泊施設、カフェ・ギャラリー、野外イベントなど、様々な場所での実施実績があります。
小学校から専門学校、カルチャーセンターや一般向けセミナーまで、幅広い層に向けた教育プログラムの開発・指導経験があります(教員免許保有)。
歴史や文化に触れることができる、学びのあるワークショップづくりを心がけています。
お客様の目的やご希望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
詳細やご予算など、まずはお気軽にご相談ください。
実施例

バティック
インドネシア発祥のロウケツ染め「バティック」。
日本のロウケツ染めとは違い、チャンティンという道具を使って、蝋防染します。
最初は、既に防染されたハンカチを染めながら、バティックの仕組みを学びます。
2回目以降は、チャンティンを使用しながら、バティックの技法を体験します。
>> バティック体験会の様子

糸紡ぎ
糸の原理の理解し、羊毛、綿の糸紡ぎを体験します。
最初は難しいと感じることが多いようですが、慣れると会話を楽しみながら紡げるようになります。
最終的には、自身の糸を染め、織りや編みで、作品を制作することを目指します。
>> 糸つむぎ体験会の様子

スタンプ染め
野外イベントで実施。
子供でも楽しめるように、簡易的な方法にアレンジし、また本場インドのスタンプだけでなく、地域のマスコットのスタンプも用意しました。
スタンプを用いた染色方法は、古代インドから続く技法です。
捺印して色付けるだけのように思うかもしれませんが、参加者それぞれの個性が光ります。

スタンプづくり
小さなお子様向けのプログラム。
とにかく手短に!というご依頼でした。
小さな紙に印稿(スタンプのデザイン)を書くという、プロセスの一部分だけを体験していただきました。
完成した印稿を元に、こちらで急いで消しゴムハンコにしてお渡ししました。

卓上織機での裂き織
小型の卓上織機を使うため、小さなお子様も体験できます。
裂き織りでは、布を紐状に裂いたものを用います。
モノを大切に使っていた時代の技法です。

秩父銘仙の根付けづくり
海外からの修学旅行生を対象に、ホストファミリーからのご依頼。
日本や秩父の文化を体験できるように、秩父銘仙に触れ、また根付けを通して服飾の文化や歴史を学びました。
また観光客向けに、秩父銘仙の魅力を直接伝えることを目的としても実施されました。

ハンコについての講座
互いに教養を高めあうことを目的とした団体からのご依頼で、ハンコの歴史や購入時の注意点などをお話ししました。
実際に海外の印章、印材に触れ捺印する体験時間を用意し、また製造のデモンストレーションを行いました。
中学校での講座では、学習指導要領を加味して実施しました。
学校生活で学んでいる教科とリンクさせ、生徒がより深く理解しやすい内容になっています。

秩父銘仙についての講座
小中学生向けに、秩父銘仙の歴史や特徴、製造工程についてお話ししました。
平成29・30・31年改訂学習指導要領には「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」という記載があります。
国の伝統的工芸品である秩父銘仙に実際に触れながら、郷土の歴史や産業について学ぶことができます。
お問い合わせ
内容・場所・対象年齢などの詳細が決まっていなくても大丈夫です。
まずはお気軽に、お問い合わせフォームよりご相談ください。